自動車リサイクル法
標準作業書ガイドライン
平成16年2月 標準作業書等ガイドライン検討ワーキンググループ
本ガイドラインは、 自動車リサイクル法 の解体業、 破砕業の 許可に当たって必要 となる標準作業書の 記載例を解 説とともに 記載するものである 。
標準作業書等ガイドライン検討ワーキンググループ
委 員(五十音順、敬称略)
遠藤 和明 静岡県環境森林部環境総室廃棄物リサイクル 室技監 (鈴木 雄一郎 静岡県環境森林部環境総室廃棄物リサイクル室主幹) 長崎 憲二 京都府企画環境部循環型社会推進課課長
(山田 一成 京都府企画環境部循環型社会推進課課長補佐)
(笠原 淳史 京都府企画環境部循環型社会推進課産業廃棄物係技師) 原口 清史 北九州市環境局業務部廃棄物指導課課長
(門屋 裕一 北九州市環境局業務部廃棄物指導課主査)
小林 幸文 神奈川県環境農政部廃棄物対策課リサイクル 推進班技幹 千田 雅仁 宮城県環境生活部資源循環推進課企画指導班技術主査 平岡 重宏 広島市環境局業務部産業廃棄物指導課課長補佐
保坂 智史 北海道環境生活部環境室循環型社会推進課循環推進グループ主任 横山 諭 北海道環境生活部環境室循環型社会推進課産業廃棄物グループ主任 事務局
(財)日本環境衛生センター 東日本支局
環境工学部調査課 課長 大塚 康治
同 主任 金子 昌示
同 主任 寺内 清修
オブザーバー
環境省 廃棄物・リサイクル対策部 企画課 リサイクル推進室 自動車リサイクル対策室 室長 志々目 友博
同 室長補佐 秦 康之
同 主査 卯田 隆
経済産業省 製造産業局 自動車課
自動車リサイクル室 室長 宮本 昭彦
同 課長補佐 小林 浩史
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方
<標準作業書ガイドラインの 性格> 法に沿って記載すること
■ 本ガイドライン の記載例はあくまで 好ま し い一 例で あ り、 この記 載 内 容に沿 っていないからと いって 、必ずしも 不適切というものではない。
■ ISO 1 4 0 0 1などで管 理し て い る場合 については 、そ のマ ニ ュ ア ルや手順書 を標 準 作 業 書
標
準
作
業
書
として 位置づけることも可 能。
■ 解体業 、破砕業 を兼 業する 場合 は、 解体業 、破砕業ま と め て1つ の標 準 作 業 書として 作成す る
( 解 体 業)
ことも 可能。
○
○
自動車解体
■ 作業工程の改善 を随時行 い、標準作業書の見直 しを行う 。
平成○
○
年○
月○
日
制 定
平成○
○
年○
月○
日
改 訂
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方 法に沿って記載すること
目
次
■ 標準作業書に記 載すべき 項目が網羅 されていることがわかる目次を 記載すること。
1.フローチャート(処理 の流れ) 5
2.事業場の配置図 6
3.使用済自動車の運搬の 方法 8
(1 ) 自社車両による 運搬
(2 ) 廃棄物処理法の 収集運搬業 の許可業者への委託
4.使用済み自動車の保管 11
(1 ) 保管場所の範囲 の明確化
(2 ) 保管 の方法
5.廃油及び廃 液の回収、 事業所か ら の流出の 防止及び保 管の方法 14
(1 ) 廃 油 及び廃液の 回収・保管 の方法
(2 ) 燃料 (ガソリン 、軽油)の 回収・保 管・処理の 方法
(3 ) 各種 オイルの回 収・保管・ 処理の方 法 (4 ) 冷 却 液(LLC)の回収と 保管の方 法
(5 ) ウオッシャー液 の回収と保 管の方法
(6 ) 降雨前対策
(7 ) 燃 料 等が漏出し た際に講じ る措置 (8 ) 廃 油 及び廃液の 処理
(9 ) 回 収 機の維持管理
6.油水分離槽及びためます等の管理 の方法 17
(1 ) 油水分離装置の 管理
(2 ) ためます等の管 理
7.使用済自動車又 は解体自動車 の解 体の方 法、 解体 に伴 って生 じる 廃 棄 物の 処理の 方法 、
部品 ・材料そ の他有用なものの保管 の方法 18
(1 ) バッテリー(鉛蓄電池)の 回収・保 管
(2 ) 廃タイヤの回収 ・保管・処 理
(3 ) エアバック類の 回収・保管 ・処理
(4 ) 有用部品等の回 収と保管
(5 ) その 他
(6 ) 一部 の廃棄物を 自ら処理す る場合
8.解体業の用 に供する施 設の保守点検の方法 24
(1 ) 保守点検計画
(2 ) 事 故 時の対応
9.火災予防上 の措置 25
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方 法に沿って記載すること
(2) 高圧ガ スへの対応
( 3) 労働安全衛生法への 対応
(4) 緊急通報体制
(5) 従業員 への周知・ 教育・訓練
10.解体自動車 の保管の方 法 29
(1) 保管場所の範囲の 明確化
(2) 保管の 方法
11.解体自動車 の運搬の方 法 31
(1) 自 社 車 両による 運搬
(2) 廃棄物処理法の収集運搬業の 許可業者 への委託
この標準作業書 は、事業所内に常備し、従業者に周知を徹底するものとする 。
● 外国人従業員が い る場合は 、その周知方法も記 載する。
1.フローチャート (処理の流 れ)
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方 フローチャート(処 理の流れ)
法に沿って記載すること
(7 )
使用済自動車の運搬
(1) (8)
使用済自動車の保管 設
備 の
保 (2)(3 )
(4) 守
解体 点
検 油水分離装置
○ 廃油 ・廃液の 回収 等の管理
○ エアバッグ類 の回収
○ タ イ ヤ、鉛蓄電池等の回 収 ○ 部 品 等の回収
(9)
火 災 予
( 1) (6) (5)
防 上
解体自動車の保管 有用物の保 管 廃棄物の保 管
の 措 置
(7 ) ( 6) (5)
自 動 車の運搬 有用物の運 搬 廃棄物の運 搬
解体
■ 自社 の解 体の実 際の 手順 をチャート に示 す。ただし 、次頁 の配置図上 で示 すことで省 略す る こ ともある。
■ 標準作業書に必要な項目 の(1)∼(9 )をすべて盛り 込むこと。
(1)使用済自動車及び解体自動車の保管の方法
(2)廃 油 及び廃液の回収、事 業 所からの流出の防止及び 保管の方法
(3)使用済自動車又は解体自動車の解体の方法(指定回収物品及び鉛蓄電池等 の回収の方法を含む。)
(4)油水分離装置及びためます 等の管理の方法(こ れ ら を設置する場合に限る。)
(5) 使用済自動車又は解体自動車の 解体に伴っ て生じる 廃棄物(解体自動車及び指定回収物品を 除く。)
の処理方法
(6)使用済自動車又は解体自動車から分離した部品、材 料その他の有用な も の の保管の方法
(7)使用済自動車又は解体自動車の運搬の方法
(8)解 体 業の用に供する施設の 保守点検の方法
2.事業場 の配置図
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方 事業場の配置図
■ 施設 の配置を図 示する。
法に沿って記載すること (例1)同一敷地内で 保管、解体作業を行う 場合
■ 配置図 の上 で、 作業 の流れ を「 →」 で表示 するなどにより 、フローチャート の代 わりとするこ
とも可 能である。
■ 保管場所 に つ い て は、H 1 6 .1 2 .3 1 以 前に引 取ったものと 、H 1 7 .1 .1 以 降に 引取 ったものとで は、保管基準が異 なるので 、場所を変 える等注意 すること 。
(例2 )保管場所が 別にある場合
解 体 作 業 場
排 水 溝
使 用 済 自 動車 保 管 場 所
解 体 自 動 車 保 管 場 所
事 務 所
部 品 等 保 管 場 所
エ ア バ ッ グ 鉛 蓄 電 池
廃 棄 物 保 管 場 所
ネ
ッ
ト
フ
ェ
ン
ス
雨 水 排 水 溝
○ m
○ m
○ m
油
水
分
離
装
置
危
険
物
貯
蔵
庫
燃 料 抜 取 場 所
解 体 作 業 場
排 水 溝
使 用 済 自 動 車 保 管 場 所
解 体 自 動 車 保 管 場 所
事 務 所
部 品 等 保 管 場 所
エ ア バ ッ グ 鉛 蓄 電 池
廃 棄 物 保 管 場 所
ネ
ッ
ト
フ
ェ
ン
ス
○ m
○ m
○ m
○ m
油
水
分
離
装
置
危
険
物
貯
蔵
庫
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方 (例3 )作業場内の工程も 記載する場 合
法に沿って記載すること
解体作業場 使用済自動車
保管場所
解体自動車
保管場所
事 務 所
部 品 等 保 管 場 所
エアバッグ 鉛蓄電池
廃 棄 物 保 管 場 所 ネ
ッ
ト
フ
ェ
ン
ス
雨 水 排 水 溝
鉛蓄電池の回収 タイヤの回収
廃油・廃液の回収 有用部品の回収
燃料抜き
○ m
○ m
○ m
危
険
物
貯
蔵
庫
油
水分
離
装
置
3.使用済自動車 の運搬の 方法
記 載 例 解 説
(1 ) 自社車両による 運搬
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方
① 使用済自動車 の運 搬を行 う と き に は、廃棄物処理法 に定 める収 集・ 運搬の 基準 に適 合した 法に沿って記載すること
適正な 運搬 を行 うとともに 、他 者に 運搬を 委託 する場 合に は、一般廃棄物又 は産業廃棄物の 収集 ・運搬業の 許可を有 する者に委 託する必要 がある。
〔フロー 例〕
運搬前 にオイルやクーラントなど 、廃油・廃液 が漏出していないか、各キャップやドレンボルトが 紛失・ 破損していないかを確認す る。
(漏出がある場合) (漏出がない場合)
廃油や 廃液が 漏 出 又はそのおそれがある場 合は、 代 替 部 品 キャリアカー、セルフローダー 、またはレ ッ カ ー車により やラップ又はテープにより漏出箇所を密栓 する。 運搬する 。ただし、自力走行可能な車 両については作業員が
運転して 搬入することもある。
廃油・廃液の漏出又はそのおそれがある車 両は、セルフロ ーの荷台にオイルパン、オイルマットを設 置して運搬する
廃油・ 廃液の漏出又 はそのおそれがある車両は、 直ちに解体 運搬した 使用済自動車は 、速やかに所 定の保管場所に 移動 作業場 に持ち込み、 廃油・廃液の回収作業を行う 。 する
事故車な ど、 廃油 ・廃 液の漏 出が 著し い も の は、 積込み 場所 において、 廃油・ 廃液 の抜 き取り 作 業を行い 、運搬中の 漏出事故 の防止を図 る。
運搬方法は、特に 限定されていないが 、次のような運搬の 方法がある 。
○ 自力走行可能な車両 については 、当該車両 を運転し て運搬する 。
○ キャリアカー、セルフローダー など車両輸送専用車 を使用する 。
○ クレーン 付き平 ボディ のトラック などを 使用す る。( 車両輸送専用車以外で運搬する場合に
は、 チェーンや ベ ル トなどによりしっかり固 定す る と と も に、積 み降 ろ し の際 に衝撃 で車 両 及 び事業所の 床面等を 破損させないよう注意 する。)
○ レッカー 車での 運搬又は牽 引による 運搬を行う。(廃油・ 廃液の漏出及びそのおそれが な
い 場合に限る。)
② 収集運搬基準等の遵守
一般廃棄物及び 産業廃棄物の収集・ 運搬の基準 に適合 した適正な 運搬を行 う必要が あ る。
※
一 般 廃 棄 物 ・ 産 業 廃 棄 物 の 収 集 ・ 運 搬 の 基 準 ( 廃 掃 法 施 行 令 第 3 条 お よ び 第 6 条 )
1 廃 棄 物 が 飛 散、 流 出 し な い よ う に す る こ と 。
2 収 集 ・ 運 搬 に 伴 う 悪 臭 、 騒 音 又 は振 動 に よ っ て 生 活 環 境 の 保 全 上 支 障 が 生 じ な い よ う に 必 要 な
措 置 を 講 ず る こ と
(1) 自社車両による運搬
① 自社車両を 使用し運搬する 。使用車両は以 下のとおり。
使 用 車 種 最 大 積 載 量 登 録 番 号
セ ル フ ロ ー ダ ー 4 t ○ ○ あ ○ ○ ○ ○
セ ル フ ロ ー ダ ー 2 t ○ ○ い ○ ○ ○ ○
キ ャ リ ア カ ー 4 t ○ ○ う ○ ○ ○ ○
平 ボ デ ィ 車 2 t ○ ○ え ○ ○ ○ ○
レ ッ カ ー 車 4 t ○ ○ お ○ ○ ○ ○
車 両 の 写 真
② 収集運搬基準の遵守
記 載 例 解 説
・ 具 体 的には 、クーラント やオイル のキャップ 、各部位 のドレンボルト の有無及 び破損状況 、
本欄は、あくまで一つの記
そ の 他の 箇所 か ら の廃 油・ 廃 液 等の 漏出状況 を確 認し 、漏出 の お そ れ が あ る場 合に は、 ラ ッ プ 載例であるので、各自の方
や シール材 による密封 など漏出防止措置を 講ずる必要 がある。 法に沿って記載すること
・ 上記措置を 施しても 、ま だ廃 油・ 廃 液 等が漏 出す る恐 れがある場 合に は、 床面 から液 体が 漏 れ る こ と の な い荷 台の 車 両 輸 送 車を 使用 す る こ と や、 漏出箇所の 下に 吸着 マ ッ トや オ イ ル パ ン などを敷 いて漏出防止措置を講 じて運搬 する必 要が あ る。(床 面の一 部が網状 になっている荷 台
や 、タイヤレーンが剥 き出しになった荷台 の車両輸送車での運搬は好ましくない。)
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方 法に沿って記載すること
(2) 廃棄物処理法の収集運搬業の許可業者への 委託 (2) 廃棄物処理法の収集運搬業の許可業者への 委託
使用済自動車 の当 社へ の運 搬は 、原 則、自 社の 車 両 輸 送 車で行 う こ と と す る が、自 社 車 両 ○ 他 者に 使用済自動車の 運搬を 委託 する場 合、 廃棄物処理法の一般廃棄物又 は産 業 廃 棄 物 処 理 が何 ら か の理 由で 使用 できない 場合 は、廃 棄 物 収 集 運 搬 業の許 可を 有す る次 の者へ 委託 す 業の収 集・ 運 搬 業( 積む場 所、 降ろ す場所 それぞれを 所管 している行 政の許 可が 必要 )の許 可
ることとする 。 を有 するものに 委託する 必要がある 。
① ○ ○ 市か ら の運搬 ㈲△ △ △ 金属 許可番号・・・・・・・・・・・ ○ この 際、 廃 掃 法の マニフェストの 交付は 不要 であるが、 産業廃棄物 である 使用済自動車の 場
② □ □ 市か ら の運搬 ㈱☆☆自動車 許可番号・・・・・・・・・・・ 合は 、委託契約 が必要となる。
こ の委託契約 の締結 は、廃棄物処理法施行令第 6 条の2 ( 委託基準)及 び同施行規則第8 条の 4 ( 委託契約に 添付すべき書 面)並 びに同 8 条の4 の 2 (委託契約に 含まれるべき 事項) の定め に 従っ て行 う必 要がある 。ま た、 こ の契約書 は契 約の 終了 の日 から 5 年 間 保 存し て お く必 要が あ る。
< 事業者 の産業廃棄物 の運搬等 の委 託の 基準 >
1 受託者 が廃 棄 物 収 集 運 搬 業 の許 可 (積 む場 所、 降ろ す 場所 そ れ ぞ れ を 所管 している 自 治 体の 許可 が 必要 )を
有し て い る こ と。
2 受託者 が産 業 廃 棄 物 収 集 運 搬 業 者 で あ る場 合、 事 業の 範囲 に金 属く ず、 ガ ラ スく ず、 廃プ ラ ス チ ッ ク
類が 含まれていること 。
3 次 に掲 げる 事項 を含 む委 託 契 約を 書面 に よ り行 うこと 。
① 委 託す る産業廃棄物 の種類及 び数 量
② 産業廃棄物 の運 搬を 委託 す る と き は、 運搬 の 最 終 目 的 地の 所 在 地
③ 委 託 契 約の 有効期間
④ 委託者 が受託者 に支 払う 料金
⑤ 受託者 が 他人 の産業廃棄物 の 運搬 を業 と し て行 うことができる 者 であって 、か つ、 委託 し よ う と す る産
業廃棄物 が そ の 事業 の範 囲に 含ま れ る も の で あ る こ と を 証す る書 面( 許可証 の写 し等 )
⑥ 受託者 が積 替・ 保管 を行 う場 合、 その 場所 の 所 在 地、 保管 で き る種類及 び保 管 上 限
⑦ 受託者 が積 替・ 保管 を行 う場 合、 他の 廃 棄 物 と混 合することの 許 否 等に 関す る事 項
⑧ 適 正な 処理 のために 必要 な事 項
イ) 廃棄物 の性 状、 荷姿 に関 する 事項
ロ) 通 常の 保 管 状 況 下で の腐 敗、 揮 発 等の 性状 の 変化 に関 する 事項
ハ) 他 の廃棄物 の混合等 に よ り生 ずる 支障 に関 す る事 項
ニ) そ の他注意 す べ き事 項
⑨ 受託業務終了時 の受託者 の委託者 への 報告 に 関す る事 項
⑩ 契 約 解 除し た場 合の 処理 されない 廃 棄 物の 取 扱い に関 する 事項
4.使用済自動車の 保管
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記
(1) 保管場所の 範囲の明確化
載例であるので、各自の方
① 無 秩 序に 使用済自動車、 解 体 自 動 車が保 管さ れ、い わ ゆ る野積 み状 態となってしまうことを 法に沿って記載すること
(1) 保管場所 の範囲の 明確化 避けるために、 保管の範 囲が明確であることを 求めるものである。
① 保管場所は 、配置図に 記載のとおり。 ② 囲い の範 囲と 使用済自動車や 解体自動車 の保管場所 の範 囲が一 致す る場合 は、 当 該 囲い を も
って 保管場所の 範囲が明 確といえる 。
② 保管場所の 四隅に目印 となるカラーコーン を置いて、 保管場所 の範囲を明 示する。
③ 事 業 所 全 体が 囲い で囲まれており 、その 一部 が使用済自動車や 解体自動車 の保 管 場 所で あ る
③ 保管場所の 面積は○ ○ m 場合 には、例え ば以下のような様々 な対応が考 えられる 。
2
○ 許可申請 の際に提 出する図面 や、標準作業書で そ の範囲を明 確にする 。
○ 保管場所の 境界にカラーコーンを 置く。
○ ロープ等 の目印となるものを 地面に固定 する。
○ 地面に白線等を引 いて、その 範囲を明 確 化する。
(2) 保 管の方法 (2) 保管の方法
① 保 管は、囲 いから30 cm離れた 場所から 行い、積み 重ねる際 は囲いから 3m以内 では ① 保管の高さ 、保管量 の上限
2 段積 み高さ3m まで、そ の内側では 3段積み 高さ4.5 mまでとする。 ・ 使 用 済 自 動 車は 、廃棄物処理法上 の廃棄物 と し て取 り扱われることとされているため 、保 管
の 数量、保 管 時の高さについては 廃棄物処理法に基づ く基準が適 用されることとなる 。
② 使用済自動車の最大保管量は○ ○ 台とする 。 ・ 使 用 済 自 動 車の 保管 の高 さは 、屋 外においては 、囲 いから 3m 以内 は高 さ3 mま で、 その 内
側 では 高 さ4 .5 mま で と す る必 要がある 。ま た、 大 型 自 動 車に あ っ て は、 高さ 制限 は同 様
③ 積 み重ねる 場合は、それぞれの自動車の重 心がほぼ重 なるよう 、整然と行 う。 であるが、原則平積みとする。
、 、
・ ラックを 設ける場合 にあって 保管 する使用済自動車の 荷重に対 して構造耐力上安全 であり
適 切に積み降 ろしができるものにあっては、 高さの制 限はこの限 りではない。
写真
<トラック等大型車を保管 する場合> ・ 保管量 の上 限は 、保 管 場 所の 面積 、保 管の 高さ の上 限に よ り形 成される 空 間 内に 適正 に保 管
できる数量とする必要 がある。 平置 きで保管 する。
② 使用済自動車は適正 に保管すること。
・ 使 用 済 自 動 車を積 み重 ねて 保管す る場 合に あ っ て は、各 自 動 車の重 心がほぼ 重なり 、 落下 することのないよう 積み 重ねる 。自動車を う ま く組み 合わせて隙 間のないように 積 み重ねるなど、適 正に積み重 ねることとする。
・ 使 用 済 自 動 車、未 プ レ ス解 体 自 動 車の 保管にあたっては 、他 の廃 棄 物を 混入 しないこ と。
・ H 1 6 .1 2 .3 1 以 前に 引取 ったものと 、H 1 7 .1 .1 以降 に引取 ったものとを 分けて 保管 す ること。 また、H 1 7 .1 .1 以前 に引き取ったものは 、早急に処 理すること 。
4.5m
3m
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方 法に沿って記載すること
〔重心がほぼ重なるような積み方の例〕 〔乱雑で不適正な積み方の例〕
※ 保管場所の面積 が広い場 合
火 災 予 防 上 支 障が な い よ う、 また 、使用済自動車を 容易 に取り 出せるよう 作 業 用の 通路を 確 保することが望 ましい。
4 .5mまで可 3m まで可
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方 法に沿って記載すること
<床 面が鉄 筋コ ン ク リ ー ト等 で な く、 廃油 ・廃液 が漏 出するおそれがある 使用済自動車を 保管 ※ 廃 油・廃液が 漏出するおそれがある場合の措 置
する場合 > 保 管 場 所の 床面 が鉄筋 コンクリート構 造で 、油水分離装置と そ れ に接続 する 排 水 溝が設 置
○ 保 管 場 所に は鉄 筋コ ン ク リ ー トの 床面や 油 水 分 離 槽などは設 けないが 、老 朽や事故車 な されていることが 原則で あ る が、 廃油・ 廃液 が漏出 するおそれがある使用済自動車 (老 朽 化 ど、 廃油 ・廃 液の 漏出 するおそれがある車 両は 、直 ちに 解体作業場 で液 抜き を行い 、保 管 した 使用済自動車 、事故 にあった 使用済自動車など )で あ っ て も、 廃油・ 廃液 の回 収を確 実
場所 での廃油 ・廃液が漏 れないように適切に 処置した上 で保管す る。 に 行い、漏出 しないよう処置すればこれらの 構造を有 していない 保管場所 でも可能である。
<床面の厚 さが15 cm以下の 場合> ※ 床 面の厚さ
○ 保守点検を 確実に行い 、ひび割れ 等が見つかった場合 は直ちに 補修する。 鉄筋コ ン ク リ ー ト舗 装の厚 さが 15 cm 以上あ り、 適切 な配 筋を備 え て い れ ば、 一般に 構
内 舗 装においては 十分な 強度 を持 つと考 えられるが 、これに満 た な い場合 は、 保守点検を 確
○ 重 機を用い る場合は、 鉄板を敷く 。 実に 行い 、ひ び割 れ等が 発見 さ れ た場合 は直 ちに補 修す る、鉄 板を 敷く等 の対 応により、 廃
油 ・廃液の地下浸透がおきないよう措置する 。
<使用済自動車を引 き取ってその都度解体 する場合 > ※ 使用済自動車 を引 き取っ て そ の都度解体 する 場合は 、使用済自動車 の保管場所 を別 に設け る
5.廃 油 及び廃液の 回収・事業所からの 流出の防 止 及び保管 の方法
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記
(1) 廃油及び廃 液の回収・ 保管の方法 載例であるので、各自の方 (1) 廃油及び廃 液の回収 ・保管の方 法
配置図参照 法に沿って記載すること ○ 燃料抜取場所及び保管場所を明示 すること。
(2) 燃 料(ガソリン、軽油 )の回収・ 保管・処 理の方法 (2) 燃料(ガソリン、軽 油)の回収 ・保管・処 理の方法
① 燃料タ ン クのドレンボルトを緩 め、燃料 を抜き取る 。 ○ 各種オイル、廃 液の回収手順及び保管 の方法について記載 する。
○ ドレンボルトがない車両は 、燃料ポンプを外し 、燃料を 抜き取る。
○ 燃料ポンプを外 せない車両 は、タ ン クに穴を開 けるかタンクを降ろ し抜き取る 。 ○ 記 載 例のほかに 、燃 料タンク の下 から ヤリや ド リ ルを 使用 して穴 を開 け燃 料を 回収す る方 法 ② 燃料タ ン クから燃料 が十分に抜 けたことを確認し、 ドレンボルトを締め る。 や 、 燃料 タ ン クを 取り 外し て缶 に燃 料を 受け 取る 方 法 等も あ る の で、 手法 に応 じて 記載 す る こ ③ 受け 皿の 燃料 は、 専用 の回収缶 に回収 し、 危険物保管場所 に あ る最大保管量○ ○ リ ッ と 。
ト ルの 専用 のドラム 缶( タ ン ク) に移し 保管 する 。こ の際、 ド ラ ム缶 (タンク) のフ タ
を 確実に締 めたことを 確認する。 ○ 消防法で は、指定数量 (ガソリン2 0 0 リットル以 上、軽 油1 ,0 0 0 リットル 以上、 エンジンオ
④ ガソリン と軽 油は 別々 に回 収し 、保管 する ド ラ ム缶 にはガ ソ リ ン・ 軽油 の表記 を確 実 イ ル等 6 ,0 0 0 リ ッ ト ル以上 )回 収・ 保管・ 処理 する場 合は 、市町村長 の許可 が必 要である。 ま
に 行う。 た 、 市 町 村の 条例 によって 、指 定 数 量の 1 / 5 以上 から 指定数量未満の 危 険 物の 保管 について 、
⑤ 燃料が床 面に飛散し た場合には 、直ちに ウエスで ふ き取る。 届 出や技術基準が定められていることが一般的であるので留意 すること。
⑥ 燃料は自社消費する 。
消防法に基 づく石油類 の種類と 指定数量
第一石油類( 引火点2 1℃以下) 200リットル( ガソリン等 ・引火点 −40℃)
第二石油類( 21∼7 0℃) 1000リットル(軽 油 等・引 火 点45℃以 下)
第三石油類( 70∼200℃) 2000リットル( 重油等)
※ ①∼④については、写真による代用
第四石油類( 200℃ 以上) 6000リットル(ギ ヤ油、潤滑油等)
燃焼回収・保管の写真 でも可。
上記の石 油 類は同法で保管容器(金 属 製の容器等) の指定がある 。
(3) 各 種オイル の回収・保 管・処理の 方法 (3) 各種オイル の回収・ 保管・処理 の方法
① 車両の下 に、廃油の 飛散対策用受け皿及 び回収容器 を置く。 ○ ブ レ ー キ、 クラッチ 、 パワステ に関 し て は、 これらを 操作 しながら 回収 を行 うことが 望
② 回収 する オ イ ルの ドレンボルト を緩め 、自然落下等 により オ イ ルを 抜き 取る。 パ ワ ー ましい。
、 。
ステアリングのオイル は エンジンルームの オイルタンクから吸引装置を 使い抜き取 る
○ 廃油 ・廃 液を 回収 し、 再資源化 を自 ら行 う か、 又は再 資 源 化を 業として 行う こ と が で き る者に引き 渡すこと。
作業場所、保管場所の写真
オ イ ル の 種 類 回 収 方 法 ・ 時 間
エ ン ジ ン ミ ッ シ ョ ン
自 然 落 下 ○ ○ 分 デ フ
ブ レ ー キ ク ラ ッ チ
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方 法に沿って記載すること
③ オイルが十 分に抜けたことを確認 し、各ドレンボルト を締める 。
④ 危険物保管場所 に あ る最大保管量 ○ ○ リ ッ ト ルの 専用 のド ラ ム缶 (タンク )に移 し保 管 する 。
⑤ オイルが床 面に飛散し た場合には 、ウエス でふき取る 。
、 。
※ ①∼③については 写真による代用でも可
(4) 冷却液(LLC)の回 収と保管の 方法
① 車 両ラジエターの下に 、廃液の飛散対策用受け皿及び 回収容器 を置く。
② ラジエター のドレンボルトを外し 、自然落下により冷却液を抜 き取る。
③ 冷却液が十 分に抜けたことを確認 し、ドレンボルトを 締める。
④ 保管場所にある最大保管量○ ○ リットルの 専用のド ラ ム缶(タンク)に移 し保管す る。
⑤ 冷却液 が床 面に 飛散 した 場合 には 、ウ エ スでふき 取り 、受け 皿等 に絞 り出 し、上 記ド ラ ム缶 に移す。
、 。
※ ①∼③については 写真による代用でも可
(5) ウオッシャー液の回収 と保管の方 法
① ウオッシャー液タンク の下に、廃 液の飛散対策用受け 皿及び回収容器を置 く。
② タンクの配 管を外し、 自然落下によりウオッシャー液 を抜き取 る。
③ 保管場所にある最大保管量○ ○ リットルの 専用のド ラ ム缶(タンク)に移 し保管す る。
④ ウ オ ッ シ ャ ー液 が床 面に 飛散 した 場合に は、 ウ エ スでふき取 り、 受け 皿等 に絞り 出し 、 上記 ドラム缶 に移す。
、 。
※ ①∼③については 写真による代用でも可
(6)降雨前対策
○ 屋 根 等の 設置 については 、都市計画法に お け る開発行為 の許可 や建 築 基 準 法に お け る建築 確認 が必要と な る場合があるため、 建築部局と 十分協議 をすることが必要。
(6) 降雨前対策
① 降雨前には 、ためますに溜まっている燃料 を除去する 。 <屋根が な い場合>
② 台 風や警報 など大雨前 には、油水分離装置 に溜まっている廃 油 等を除去す る。 以 下のような様々な対 応が考えられる。
○ 降雨 の な い日 時に 、あ ら か じ め燃 料や 廃油・ 廃液 を抜 き取 っておき、 降 雨 時の 解体作業に 備
<屋根 がない場 合> える 。これにより、油 液 類の油水分離装置への 流入を最小限に抑えることとする。
、 、 、 、 、 。
○ 作 業をしない時、降 雨 時は、燃料抜取場所及び解体作業場を不透水性のシートで覆 う。 ○ 降雨時 には 燃料 廃油 廃液等は抜 き取らず 車の引取 り 部品の 整理等他の 業務を行 う
回収・保管の写真
回収・保管の写真
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方 法に沿って記載すること
(7) 燃料等 が漏出 した際に 講じる 措置
燃料等 が床 面に 漏出 した 場合 は、 ウエス で速 や か に拭 きとり 、ウエス を専 用のドラム 缶 で保 管する。
(8) 廃油及び廃 液の処理 (8)廃油及び廃液 の処理
○ 廃 油・ 廃液 と も に、 再 利 用しない 場合に は廃 棄 物 処 理 法に従 い、 産 業 廃 棄 物と し て適 正 ○ 産業廃棄物の引 き渡しに 先立ち、各処理業者 と委託契約 を締結す る。 に処 理を委託 する。
○ 産 業 廃 棄 物の引 き渡 しにあたっては 、マニフェストを 発行 し廃棄物処理法 に従い 適
○ おおむね週 ○ 回、産業廃棄物収集運搬業者 に引き渡す 。 正に運 用する。
○ 委託処理業者 収集運搬業者: ○ ○ 環境 、許可番号 ・・・・・・・・・・・
中間処理業者( 再生処理):㈲☆☆ 興産、許可番号・・・・・・・・・・・
<油水分離装置 、排水溝がない場合>
○ 作業終了後 は床面を点 検し、オ イ ル類は必 ず拭き取っておく。
○ 清 掃には水 を用いない 。
○ 廃 油・ 廃液 が床 面に 漏出 した 場合 は、ウエス で直 ちに 拭き取 り、 ウ エ スを 専用の ド ラ ム 缶で 保管する 。
(9) 回収機の維持管理
回 収 機にトラブルが発生 した場合は 工場責任者が納入業者○ ○ 社 に連絡し速 やかに復旧対
6.油水分離槽及 びためます等の管理 の方法
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記
(1) 油水分離装置の管理 載例であるので、各自の方 (1) 油水分離装置の管理
○ 槽の上に は、物を置 かない。 法に沿って記載すること 油 水 分 離 装 置からの廃 油の 回収 については 、連 続 式の 回収装置や 吸引による 回収 などが 挙
げられる。
○ 各槽に吸 着マットを 浮かべ、浮遊油を除 去する。
○ 毎日、各 槽の蓋を開 け、油膜の 状況、槽 のひび割れ の状態を チェックす る。
○ 最終槽に 油膜が見られる場合に は、全て の吸着マ ッ トを交換 し、必要に 応じてひしゃ
く 等で廃油 を専用のドラム缶に回 収する。
○ 廃油 、汚泥は 、月に○ 回引き抜 き、産業廃棄物処理業の許 可を持つ ○ ○ 清 掃(株)(許 可番号・・・・・・・・・・・)に 処理を委託 する。
(2)ためます等の 管理
○ 1日 の作 業が 終了 した 後、 ためますに 設置 した 燃料回収容器か ら専 用の ドラム 缶に 移 しかえる。
油水分離装置、ためます等の
7.使用済自動車又は解体自動車の解体の方法、解体に伴って生じる廃棄物の処理の方法、部品・材料その他有用なものの保管の方法
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記
解体の 順番は各 業 者により 異なるので 、各業者が 通常行っている手順 に沿って 記載する。 載例であるので、各自の方
法に沿って記載すること
解体業者による 再資源化に関 する基準(規則第9条)
① 部品、材料 その他有用なものを回収することができると認め ら れ る使用済自動車又は解体自 動車 については、 当該有用なものが破損し、 又はその回収 に支障が生じることのないように、
適正 に保管す る よ う努めること 。
② 使用済自動車か ら鉛蓄電池、 タイヤ、廃油 、廃液及び室内照明用の蛍光灯(以下「 鉛蓄電 池等 」という。) を回収し、技 術 的かつ経済的 に可能な範囲 で、当該鉛蓄電池等の再資源化を自ら 行う か、又は当該再資源化を業 として行うことができる者 に当該鉛蓄電池等を引き渡 すこと。
③ 技術的か経済的 に可能な範囲 で、使用済自動車又は解体自動車から部 品、材料その 他有用な も の(鉛蓄電池等を除く。) を回収し、当該有用なものの 再資源化を自 ら行うか、又 は当該再資 源 化を業として 行うことができる者に当該有用なものを 引き渡すこと 。
④ 前二号の規定により回収した 部品、材料そ の他有用なものについては 、その再 資 源 化を行う
までの間(当該再資源化を業 として行うことができる者 に引き渡す場 合にあっては 、当該引
(1) バッテリ− (鉛蓄電池 )の回収・ 保管 ■ 産業廃棄物の保管基準
専用 コンテナ に入れ保管 し、規定の 数量に達 したら業者 (○ ○ ) を呼び、売 却する。
○ 周囲 に囲いが設 けられていること。
○ 掲 示 板を掲示すること。
・大き さ は縦、横それぞれ6 0 c m以上 ・産業廃棄物保管場所の記述
・保管す る産業廃棄物(金属 くず、廃プラスチック 類等)の 種類 ・保管場所の管理者 の氏名名称
・保管高 さの最大値 (屋外の 場合)
○ 保管 の場所から 廃棄物が 飛散、流出 、地下浸透 せず、並 びに悪臭が 発散しないこと。
○ ね ず み、蚊、ハ エ等の衛生害虫が発 生しないこと。
○ 屋外 に保管する 場合にあっては以下 の高さ基準 を遵守すること。
バッテリーの保管状況の写真
/ / / /////////
2m ////////////////////
///
( 囲いに 接しない 場合)
(囲 い)
50% 勾配
(囲い に接する 場合)
50 %勾配
囲
い
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 (1)バッテリー(鉛蓄電池)の回収・保管
載例であるので、各自の方 ○ バッテリー(鉛蓄電池)を回収し、再資源化を業として行うことができる者に引き渡すこと。 法に沿って記載すること
(2) 廃 タイヤの 回収・保管 ・処理 (2) 廃タイヤの 回収・保 管・処理
○ タイヤを回収し、再資源化を業として行うことができる 者に引き渡すこと。
① 廃タイヤをインパクトレンチ等 で取り外 し、廃タイヤ保管場所で保 管し、保管上限量 に
達 した段階で 産業廃棄物処理業者 へ処理委託する。
○ 委託処理業者 収集運搬業者:○ ○ 有限会社 、許可番号・・・・・・・・・・・ ○ 産業廃棄物の引き 渡しに先立 ち、各処理業者と委託契約を締 結する。
中間処理業者:○ ○ 株式会社 、許可番号・・・・・・・・・・・
○ 産 業 廃 棄 物の 引き渡 しにあたっては 、マニフェスト を発行 し廃棄物処理法 に従 い適正
② 利用可能な タイヤについては、 顧客等に販 売する。 に運用する 。
○ 大 量に保 管すると 、火災予防上問題 と な るケ ー スが あ る の で、 適正保管量 を超 えないよ うにすること。
○ タ イ ヤを 屋外 に保管 する 場合 、水が 貯ま る こ と に よ りボウフラ が発生 し、 蚊等 の発 生 源 となる 場合 があるので 、水 が溜 まらない工 夫(シート で覆い を す る、時 おり 水を 捨てて 積 み替える、 薬剤を定期的に散布 する等)を 図る必要 がある。
< 屋外に保 管する場合 >
蚊 の発生源 とならないようシート で覆いをする。
(3) エアバック 類の回収・ 保管・処理 (3) エアバック 類の回収 ・保管・処 理
<回 収の場合 > ○ 車上作動処理 で、近 隣に 住宅 がある 場合 は、住 宅か ら離れ た建屋内で 行う 、夜 間は作 業
○ すべてのエアバッグ類について、「引取基準」に 従い、インフレーターを回収す る。 を行わない 等の音に 配慮した措 置を記載すること。
<車上作動処理の場合> ○ エアバックの引渡義務の履行 について記 載すること。
○ 自動車 メーカか ら の委託内容 に沿って 処理する。
○ 車上作動処理は建物内で行い 、音が漏 れないように配慮す る。
廃タイヤの保管状況の写真
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方 法に沿って記載すること
(4) 有用部品等 の回収・保 管
① バ ン パ− 、ボンネット 、室 内パネル、 シ− ト、 ラ イ ト、エ ン ジ ン、 ミッション 、足 回 り 等を 手作業又 はニブラ 等の 重機 により 取り 外す 。又 は、部 品 購 入の 依頼 があれば、 当 社 の監督の 下、顧客が 取り外し販 売する。
、 、 。
② 大型バス 等の場合は 室内照明用蛍光灯 を取り外し 産業廃棄物として適正に処理する
③ 回収 さ れ た有 用 部 品は 、専 用コンテナ 等に 入れ 、保管場所 に搬 送し 保管 する。 注文 に 応 じて 販売 す る が、 棚卸 しで デッドストック となった 部品は 、産業廃棄物 として 適正 に 処 理する。
○ 委託処理業者 収集運搬業者:○ ○ 商会、許可番号・・・・・・・・・・・
中間処理業者:㈲ ○ ○ 、許可番号・・・・・・・・・・・
※ 床 面が鉄筋 コンクリート等でなく 、屋根等 もない場所 に保管す る場合
○ 部品の開口部を締め 、油類の漏 出が起きないように 措置する 。
○ 部品外部 に付着している油類を 十分に拭 き取る。
(4) 有用部品等の回収と 保管
《 取 り 外 し 部 品 例 》
区 分 部 品 名 取 扱 い 例 備 考
外 装 フ ロ ン ト バ ン パ ー 、 フ ェ ン ダ ー パ ネ ル 、 ヘ ッ ド ラ ン プ、 コ ー ナ ー ラ ン 廃油 ・ 廃液 の 漏出 の可能性小 。 ラン プ 、 コ ー ナ ー パ ネ ル、 キ ャ ビ ン 、 フ ロ ン ト ド ア 、 リ ア ド ア、 サ イ ド ミ
プ類 は 屋内保管の ラ ー 、 リ ア バ ン パ ー、 ト ラ ン ク パ ネ ル 、 リ ア ス ポ イ ラ ー 、 テ ー ル ラ ン
必 要 あ り 。 プ 、 バ ッ ク ド ア 、 ド ア ガ ラ ス な ど
エ ン ジ ン 類 エ ン ジ ン 、 ラ ジ エ タ ー 、 フ ュ エ ル ポ ン プ、 ピ ル ク ー ラ ー 、 マ フ ラ ー 、 廃油 ・ 廃液 の 漏出 の 可 能 性 大 。 触 媒 な ど
ミ ッ シ ョ ン ミ ッ シ ョ ン、 ト ル ク コ ン バ ー タ、 P O T 、 L S D 、プ ロ ペ ラ シ ャ フ 廃油 ・ 廃液 の 漏出 の 可 能 性 大 。 ト な ど
走 行 関 係 デ フ 、 デ フ フ ォ ー シ ン グ、 リ ア シ ャ フ ト、 ド ラ イ ブ シ ャ フ ト 、 A B S 廃油 ・ 廃液 の 漏出 の 可 能 性 大 。 ア ク チ ュ エ ー タ ー 、 P S ギ ア ボ ッ ク ス 、 P S ポ ン プ な ど
懸 架 ス ト ラ ッ ト、 リ ー フ ス プ リ ン グ 、 メ ン バ ー 、 ロ ア ア ー ム 、 ア ッ パ ー ア 廃油 ・ 廃液 の 漏出 の 可 能 性 小 。 ー ム 、 ス イ ン グ ア ー ム 、 ア ク ス ル ア ー ム な ど
電 装 セ ル モ ー タ、ダ イ ナ モ、エ ア フ ロ メ ー タ、コ ン デ ン サ、コ ン プ レ ッ サ、 廃油 ・ 廃液 の 漏出 の可能性小 。 屋内 エ バ ポ レ ー タ 、 ス ピ ー ド メ ー タ 、 タ コ グ ラ フ、 エ ア コ ン パ ネ ル、 オ ー
保 管 の 必 要 あ り 。 ト ア ン テ ナ 、 カ ー コ ン ポ 、 各 種 コ ン ピ ュ ー タ な ど
内 装 ス テ ア リ ン グ ホ イ ー ル 、 イ ン ス ト ゥ ル メ ン ト パ ネ ル 、 シ ー ト 、 エ ア バ 廃油 ・ 廃液 の 漏出 の 可 能 性 小 。 ッ グ な ど
■ 電装品及 び廃油が付 着している可能性の高いミッションや エンジン部分 については、 屋外
に放置することがないよう注 意する。廃 油、廃液 や鉛等の有害物質が付着 している可 能 性の ないものについては、必ずしもこの限りではない。
■ 廃油・廃液の漏出防止措置
使用済自動車等から 分離し た部品等 の保管 については、 残留又 は付着 している 廃油・ 廃液 が流出 しないよう措置 を講じる必要が あ る。
例えば 、以下のように行 う。
○ ま ず、廃 油・ 廃液が 残 留 又は付 着している 部品 とその 他のものを 区分す る。ま た、① 商
、 、 。
品となるもの ②有価物として金属回収業者等に引き 渡すもの ③そ の他廃棄物に分 ける
○ ①∼ ②に該 当するもののうち廃 油・ 廃液 が残留 している 部品は 、鉄 筋コンクリート舗 装
の 床な ど漏 出 対 策の 整った 場所 において 廃油・ 廃液 を完 全に 抜き取 り、 オイルキャップ や ド レ ン ボ ル トな ど開口部を 確実 に ふ さ い だ上で 、部 品の 表面 に付着 した 油 分 等を ウェス な どで 拭き取る。必要 に応じ、部品をビニールシートなどで包むことも 有効である。
有用部品の保管状況の写真
(エンジン、ミッション類)
有用部品の保管状況の写真
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方 法に沿って記載すること
部品の回収フロー例
取り外し部品
車種、年式等を記入 した分類シールを貼 付し、在庫台帳に記 載した後に、屋内の 部品保管庫の所定の 位置に保管する。
(株)○○金属のコ ンテナボックスに入 れて保管する。
廃棄物の種類ごとに 分類し、(有)△△商 会のコンテナボック スに入れて保管す る。
③その他廃棄物 ②有用金属
①中古部品
記 載 例 解 説
■ 部品等の保 管の方法
本欄は、あくまで一つの記
○ 保管 の方 法については、 専用 ラ ッ クへの 配架 が望ましい 。部品 どうしを積 み重 ね る と破損 し 載例であるので、各自の方
残留廃油・廃液 の漏出の 原因ともなるので注意 を要する 。 法に沿って記載すること
○ ラ ッ クは 、保 管す る部品 の重量及 び地 震 等に も十 分 耐え 得る素 材と 構造を 有し た も の と す る 必要がある 。ま た、 ラック の構 造 耐 力、場内搬送機器 の能 力を勘 案し たラ ッ クの 高さ 、保 管 量 を決定 する 必要 が あ る。さらに 、支 柱を支 える 床面は 、破 損、ひ び割 れ当が 生じないよう支 柱 にかかる荷重に 十分耐え る強度が必 要である。
○ ラ ッ ク以 外で は、 鋼製ボ ッ ク スや ワイヤーボックス の積 み重ねるという方 法も あ る が、崩 落 等が 発生しないようボックスどうしをフック、 爪等に よ り固定で き る構造とする必要がある。
○ 不透水性 の床面及 び屋根 、覆 い そ の他 当 該 部 品に雨水等 がかからないようにするための設 備 がある 場合 でも 、部 品から 廃油 ・廃 液の除 去す る こ と が重 要で あ る。 また、 こ れ ら施 設が な い 場合 には、廃油 ・廃液の 除去の方 法 等を「標準作業書」 に明記する 必要が あ る。
(鋼製 ラック)
(コンテナボックス)
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方 法に沿って記載すること
(5) その他 (5)そ の他
① 車載用LPGボンベ は取外し、 処理業者 に引渡す。 ○ L P Gボ ン ベ等 、他 に取 外すものがあればそれについても 記載す る。 車 載 用LPGボンベ は
高 圧 ガス 保安法第 25 条の 規定 (高 圧ガ スの 廃棄 の場 合は、 廃棄 の場 所、 数量 その 他 廃 棄の 方
② 蛍光管は 破損しないよう取外し 、保管す る。 法 に つ い て経 済 産 業 省 令で 定め る技術上 の基 準に 従っ て し な け れ ば な ら な い) に従 って 、 L P
委託処理業者 収集運搬業者:○ ○ 商会、許可番号・・・・・・・・・・・ G を廃棄することが必 要である 。
中間処理業者:㈲ ○ ○ 、許可番号・・・・・・・・・・・
○ 残 存L P G をアセチレンの 代用と し て用いる場 合は、そ の旨記載す る。
○ 産業廃棄物の引 き渡しに先 立ち、各処理業者と 委託契約を 締結する 。
○ 産業廃棄物 の引 き渡 し に あ た っ て は、 マニフェストを 発行 し廃棄物処理法 に従 い適正 に運 用 す る。
(6) 一 部の廃 棄 物を自ら処 理する場合 (6) 一部の廃 棄 物を自ら 処理する場 合
( ) 、 、 、
○ 自 ら処分を行 う場合 自社処分 として 次のような廃棄物処理があるが 焼却については
○ ○ については、産業廃棄物処理基準に従 い、自ら処 理する。 野焼 きや簡易な 焼却炉による焼却行為は禁止されていることに注意 が必要。
・ 廃油 の焼却
・ 廃プラスチック類の焼却 (シュレッダーダストではないもの)
・ 木くずの焼却
・ 廃エンジンの 焼却(金属溶解による アルミニウム地金製造)
ウエスの焼却 ・
・ 油水分離
○ 上 記の自社処理 では、 廃棄物処理法第1 5 条により、 下記の 同法施行令第 7 条の施設内容 と
規模要件に該 当すれば 施設の設置許可が必要 である。 自社処分であるため 廃棄物処理業の許 可 は必要ない 。
・ 廃油 の焼却施設は処理能力:1 m / 日、2 0 0 k g / 時又は火面積が2 m 以 上
3 2
・ 廃プラスチック類の焼却施設は処理能力:1 0 0 k g /日又は 火面積が 2 m2以上
・ 産業廃棄物の 焼却施設( 木くずの焼 却、廃エンジンの焼 却)は処理能力 :
2 0 0 k g /時又は 火面積が 2 m 以上 2
・ 油水分離施設 は処理能力 :1 0 m /日 以 上 3
、 ○ 大気汚染防止法第6条 で焼却施設 の処理能力 2 0 0 k g /時 又は火格子面積が2 m 以上の 施設
2
ダ イ オ キ シ ン類 対 策 特 別 措 置 法 第1 2 条で 廃棄物焼却炉 の処 理 能 力5 0k g /時 又は 火 格 子 面 積 が0 .5 m 以上施設は届出が 必要で あ る。
2
さ ら に、 全て の施 設は廃棄物物処理法、 大気汚染防止法及びダイオキシン 類対策特別措置法 の構造基準に適 合していなければならない。
8.解体業 の用に供 する施設の 保守点検の 方法
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方 法に沿って記載すること
(1)保守点検計画 (1) 保守点検計画
次のとおり 、保 守 点 検 箇 所・ チェックポイント、 頻度 を定 めた保 守 点 検 計 画に 基づき 、保 守 自 動 車 解 体 に 使 用 す る施 設 、 機 器 等に つ い て は、 定 期 的 に 検査 ・ 点 検し 、 常時適正 な 状 態
点検を実施 する。 を 保 つ 必 要が あ る 。 そ の た め 、 次 に 例示 す る よ う な 保 有 す る 施設 、 機器等 の 機 能 、作 業 場 ご
と の 環 境 を 考 慮し て 、 保 守 点 検 計 画 を 策 定 す る と と も に 、 責 任 者を 定 め 、 当該計画 に 則っ た 点検 ・保守作業 を行う必 要がある。
① 囲 い等
囲 いに 破 損 箇 所 が な い か ど う か、 施 錠 は 確実 に 行 わ れ る か ど う か を 定 期 的 に確 認 す る 必要 が あ る。
② 床 面
鉄 筋コ ン ク リ ー ト構 造 の 床 面 と い え ど も 破損 、 ひ び 割 れ が あ れ ば、 廃 油 ・ 廃液 の 地 下 浸透 を起 こす 可能性 が あ る の で、 毎 日 始 業 前に 点検 する 必要 が あ る。
床 面の 清 掃 に は 、な る べ く 水 を用 い る こ と な く 、 油 分 等を 確 認 し た ら ウ エ スや モ ッ プ で拭 き取 ることを基 本とする 。
鉄 板を 敷 い た 床 の場 合 は 、 廃油等 の 漏 出 箇 所 危 険 箇 所 に的 確 に 敷設 さ れ て い る か ど う か 、鉄 板の 変 形により 場 外へ 流出するおそれが生 じていないか 、溶接箇所に隙 間が生じ て いないかどうかを確 認する。
③ 油水分離槽
槽 内に 溜 ま っ た ピ ッ ト 汚 泥 は 、定 期 的 に 除去 し 、 産 業 廃 棄 物 の 汚 泥 処 理 の 許 可 業 者 に 委託 して 処分 する必 要がある 。
ま た、 大 雨 が 予 想さ れ る 場 合 には 、 槽 内 の廃 油 ・ 沈 殿 物を ド ラ ム缶 な ど に 移し 変 え 、 雨水 によって 沈殿物 が場 外に 流出 す る こ と を防 ぐ必 要がある 。
④ 排水溝
継 ぎ目 部 分 か ら 漏出 が な い か ど う か 、 そ の他 破 損 箇 所 が な い か ど う か 定 期 的に 確 認 す
、 。
るとともに ごみや 部 品 等が 排水路 をふさがないよう 点検 ・清 掃に 心掛 ける 必要 が あ る
⑤ た め ま す
た め ま す は 、 廃 油・ 廃 液 が 漏 出し た 際 に 、そ の ま ま 場 外に 流 れ 出さ な い よ う一 時 的 に 滞留 さ せ る装 置で あ り、 漏 出 時に 直ち に回 収を 行わなければ 効果 がないもので 、通 常た めますに 排 水 ・ 廃液等 が 溜 ま っ た状 態 に な る こ と は な い 。排 水 ・ 廃 液 等 の 貯 留を 確 認 し た ら 直ち に 撤 去 ・ 回収 す る こ と と し 、 降 雨 時に は 事 前 にます 内 を 確認 し 、 空 の状 態 に し て お く必 要がある。
⑥ 保 管 場 所、 解体場所、 油 抜 取 場 所
屋 根・ 覆 い 及 び 壁な ど の 破 損 に つ い て 定期的 に 確 認 す る必 要 が あ り ま す 。 使 用 済 ト ラ ック のコ ン テ ナや 幌付 き 荷台 を活 用し て い る場 合は、 雨漏 り等が 生じていないかどうか、 床 面に 廃油 ・廃 液が付 着し て い な い か ど う か確認 し、 施設の 構 造 的なチ ェ ッ クとともに 、 保管している分離部品からの廃 油・廃液の 漏出状況 を定期的に 確認しておく必要がある。
ま た、 保 管 用 の ラ ッ ク 、 ボックス の 破 損 、変 形 等 を 定期的 に 検 査し 、 破 強 度・ 構 造 に 応じ た使用法 が遵守 さ れ て い る か ど う か確 認す る必 要がある 。
(2) 事故時の対 応 (2) 事 故 時の 対応
廃油 ・廃 液の 場外 への 流出 を確 認した場合 は、直ちに 作業を中 止し、関係行政機関 に通報 警 察、 消防 への 通報を は じ め、 事業者内 での 緊急連絡体制 を予 め決 めておく 必要 が あ る。 貯油施設等(タンク等)がある場合、 水質汚濁防止法に基づき、事故時の措置を都道府県知事等に するとともに、 土 嚢 等により 流出箇所 を閉鎖 し、 流 出 廃 油 等の拡 散を 防ぐため 、オ ガ ク ズ ウ
区 分 点 検 箇 所 ・ ポ イ ン ト 点 検 時 期 保 守 方 法 1 囲 い 等 ① 破 損 の 有 無 1 回 / 月
② 施 錠 の 適 否 毎 日 毎 日 ( 作 業 終 了 時 )
2 床 面 ① ひ び 割 れ の 有 無 ① 直 ち に 補 修
② 鉄 板 溶 接 部 の 隙 間 の 有 無 毎 日 ( 始 業 時 ) ② 直 ち に 補 修
③ 油 膜 の 有 無 ③ 直 ち に 除 去
3 油 水 分 ① 流 末 排 水 溝 で の 油 膜 の 有 無 ① 随 時
( )
離 槽 ② 堆 積 物 の 量 ② 1 回 / 週 金 曜 日 ③ 降 雨 予 想 時 の 廃 油 の 抜 取 り 確 認 ③ 降 雨 予 想 時 ご と
4 排 水 溝 ① 破 損 の 有 無 1 回 / 週 ( 金 曜 日 ) ① 直 ち に 補 修 ② ご み ・ 異 物 の 撤 去
5 た め ま す ① 破 損 の 有 無 1 回 / 週 ( 金 曜 日 ) ① 直 ち に 補 修
② 貯 留 量 の 確 認 ② 適 宜 汲 み 取 る
6 保 管 場 所 ① 油 ・ 液 の 漏 れ の 有 無 ① 毎 日 ( 終 業 時 ) ① 直 ち に 除 去 ② ボ ウ フ ラ の 発 生 の 有 無 ② 1 回 / 2 週 ( 第 ② 薬 剤 散 布
解 体 作 業 場 2 ・ 第 4 月 曜 日 )
( 5 ∼ 9 月 期 )
油 抜 取 場 所 ③ 屋 根 、 覆 い 、 囲 い 、 屋 根 、 ③ 1 回 / 月 ③ 直 ち に 応 急 修 壁 等 の 破 損 の 有 無 ( 第 2 月 曜 日 ) 理 後 、 必 要 に 応
9.火災予防上の措 置
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方 法に沿って記載すること
(1) 危険物への 対応 ( 1 ) 危 険 物 へ の 対 応
① 回 収し た燃料等 (ガ ソ リ ン、 軽油 、廃油 )は 消 防 法、 市町村火災予防条例 に従い 、貯 蔵 ① 危 険 物 ( ガ ソ リ ン 、 軽 油 、 エ ン シ ゙ ン オ イ ル 等 含 む ) は 扱 っ て い る 数 量 に 関 係 な く 、 消 防 法 及 び
・ 取扱 いを行う 。 市 町 村 の 制 定 す る 火 災 予 防 条 例の 規 制 を 受 け る も の で あ る 。
ガ ソ リ ン 、 軽 油 、 廃 油 に つ い て 抜 取 り 、 保 管 を 行 わ な い 場 合 は 、 そ の 旨 を 記 載 す る 。
消 防 法 に よ る 規 制 ( 抜 粋 ) 1 回 収 し た 燃 料 ( ガ ソ リ ン )
㍑ 以 上 の ガ ソ リ ン を 貯 蔵 、 取 扱 い を す る 場 合 は 消 防 法 に よ る 許 可 を 取 得 す る 。
① 200
㍑ 以 上 ㍑ 未 満 の ガ ソ リ ン を 貯 蔵 、 取 扱 い を す る 場 合 は 各 市 町 村 が 定 め る 火 災 予 防 条 例 に よ る 届 出 を 行 う
② 4 0 200
③ 4 0㍑ 未 満 の 貯 蔵 、 取 扱 い を す る 場 合 は 、 指 定 数 量 未 満 の 危 険 物 の 貯 蔵 及 び 取 扱 い の 基 準 を 遵 守 す る 。 2 回 収 し た 燃 料 類 ( 軽 油 )
㍑ 以 上 の 軽 油 を 貯 蔵 、 取 扱 い を す る 場 合 は 消 防 法 に よ る 許 可 を 取 得 す る 。
① 1,000
② 200㍑ 以 上1,000㍑ 未 満 の 軽 油 を 貯 蔵 、 取 扱 い を す る 場 合 は 各 市 町 村 が 定 め る 火 災 予 防 条 例 に よ る 届 出 を 行 う 。 ③ 200㍑ 未 満 の 貯 蔵 、 取 扱 い を す る 場 合 は 、 指 定 数 量 未 満 の 危 険 物 の 貯 蔵 及 び 取 扱 い の 基 準 を 遵 守 す る 。 3 回 収 し た 廃 油 ( エ ン ジ ン オ イ ル 等 )
㍑ 以 上 の 廃 油 を 貯 蔵 、 取 扱 い を す る 場 合 は 消 防 法 に よ る 許 可 を 取 得 す る 。
① 6,000
② 1,200㍑ 以 上 6,000㍑ 未 満 の 軽 油 を 貯 蔵 、 取 扱 い を す る 場 合 は 各 市 町 村 が 定 め る 火 災 予 防 条 例 に よ る 届 出 を 行 う ③ 1,200㍑ 未 満 の 貯 蔵 、 取 扱 い を す る 場 合 は 、 指 定 数 量 未 満 の 危 険 物 の 貯 蔵 及 び 取 扱 い の 基 準 を 遵 守 す る 。
② 管理者の選 任 ② 管 理 者 の 選 任
危険物の取 扱いに関す る管理者を 選任する 。 消 防 法 第 1 3 条 第 1 項 ( 危 険 物 の 規 制 に 関 す る 政 令 第 3 1 条 の 2 ) に 危 険 物 保 安 監 督 者 を 定
危険物保安監督者:○ ○ ○ ○ ○ め な け れ ば な ら な い 製 造 所 等 が 定 め ら れ て い る。
危険物管理責任者:○ ○ ○ ○ ○ (いずれかを記入 ) 法 に 定 め る 以 外 の 施 設 等 に お い て も 管 理 責 任 を 明 確 に す る た め に 管 理 者 を 選 任 す る こ
と が 望 ま し い 。
③ 消火器の設置場所、本数等 ③ 消 火 器 の 設 置 場 所 、 本 数 等
、 。
別 図のとおり (消火設備の配置図 を添付) 消 火 設 備 に つ い て は 危 険 物 の 規 制 に 関 す る 政 令 第 2 0 条 別 表 第 5 に よ り 定 め ら れ て い る
( 消 火 器 の 位 置 や 本 数 に つ い て は 消 防 署 に 確 認 の こ と )
消火器の配置状況の写真
④ 危険物の貯 蔵・取扱い ④ 危 険 物 の 貯 蔵 、 取 扱 い
自動車の解体作業では 、溶断作業 を行う前 に燃料等の 可燃性物品の除去及 び消火用具の 指 定 数 量 未 満の 危 険 物 の 貯 蔵 所 、 取 扱 い の 基 準
準備 を行い、 かつ、除去 した燃料等 の適切な 管理を行な う。 ○ 自 動 車 の 解 体 等 の 溶 断 作 業 等 は 、 可 燃 性 の 物 品 ( ガ ソ リ ン 、 軽 油 、 エ ン ジ ン オ イ ル 等 含 む ) の 付 近 に お い て 行 わ な い 。
○ 自 動 車 の 解 体 作 業 に お い て は 、 溶 断 作 業 を 行 う 前 に 燃 料 等 の 可 燃 性 物 品 の 除 去 及 び 消 火 用 具 の 準 備 を 行 い 、 か つ 、 除 去 し た 燃 料 等 の 適 切 な 管 理 を 行 な う 。
○ 作 業 現 場 に お い て は 、 火 災 予 防 上 安 全 な 場 所 に 吸 殻 容 器 を 設 け 、 当 該 場 所 以 外 の 場 所 で は 喫 煙 し な い 。
○ 貯 蔵 、 取 扱 い 場 所 に お い て は み だ り に 火 気 を 使 用 し な い 。
、 、 、 。
○ 貯 蔵 取 扱 い 場 所 は 常 に 整 理 清 掃 を 行 い み だ り に 空 箱 そ の 他 不 用 物を 置 か な い
○ 危険物が 漏れ、あふれ又は飛 散しない 措置を講ず る。
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方 法に沿って記載すること
○ 危 険 物を 収容 した 容器 は み だ り に転 倒さ せ 、落 下させ 、衝 撃を 加え 、又 は引 き ず る等 粗 暴な取扱いはしない 。
○ 危 険 物を 収容 した容 器は 地 震 等に よ り、 容易に 転落 、転 倒 又は 他の落下物 に よ り損傷 を 受けないように措置 を講ずる。
(2) 高 圧ガス保安法への対 応 (2) 高圧ガス保安法への対応
○ 解体業、破砕業において溶断を行う場合は可燃性ガスである、アセチレン 、プロパン、ブ
ア セ チ レ ン等 可 燃 性ガ スと 酸素 を使用 して 溶接 ・溶断作業 を行 う場 合は 、高圧 ガス 保 タン、天然ガスと酸素が溶断機として使用される。
安 法の 「貯 蔵 方 法の 技 術 上の 基準 」及び 「そ の他消費 の技 術 上の 基準 」に 従って 貯蔵 ・
消 費を行う 。 ○ 高圧ガス保安法一般高圧ガス保安規則第1 8 条の「貯蔵の方法に係る技術上基準」が適用さ
れ、ボンベで保管する場合は同規則同条第2 項の「容器による貯蔵の基準」が適用される。
○ 貯蔵の方法に係る技術上基準
・ アセチレン 等可燃性ガスは通風の良い場所でする。
・ 貯蔵は車両に固定又は積載した状態では行わない。
・ 充填容器等 は充填容器及び残ガス容器と区分して容器置場に置く。
・ アセチレン 等可燃性ガスと酸素の容器はそれぞれ区分して容器置場に置く。
・ 容器置場には計量器等作業に必要なもの以外は置かない。
・ 容器置場の周囲2 メートル以内においては火気の使用を禁じ、かつ引火生かつ発火性の
ものを置かない。
・ 充填容器等 は常に4 0 ℃以下に保つ。
・ 充 填 容 器 等には 転落 、転倒等による 衝撃及 びバルブの 損傷 を防止 する 措置 を講じ 、 かつ、 粗暴な扱 いをしない 。
・ アセチレン等可燃性ガス の容器置場 には携帯電灯以外の 燈火を携 えて立入らない。
○ 消費の技術上基準
・ 充填容器等の バルブは静 かに開閉すること
・ 充填容器等に は転落、転倒等による 衝撃及び バルブの損 傷を防止 する措置を 講じ、
かつ、 粗暴な扱 いをしない 。
・ 充填容器等に は湿気、水滴等による 腐食を防 止する措置 を講ずる 。
・ 消費設備に設 けたバルブ 、コックに は作業員 が適切に操 作することが出来る 措置を
講ずる 。
・ 消費設備に設 けたバルブ を操作する 場合は材 質、構造、 状態を勘 案して過大 な力を
加え な い措置を 講ずる。
、 、 。
・ アセチレン等可燃性ガス の消費は通 風の良い 場所で か つ 容器を 4 0 ℃ 以下に保 つ
・ 可 燃 性ガス又 は酸素の消 費する設備 から5 メートル以内においては 喫煙及び火 気の
使用を 禁じ引火性又は発 火 性の物を置 かない。
・ 可 燃 性ガス及 び酸素の消費施設にはその規模 に応じて、 適切な消火設備を適 切な箇
所に設 ける。
・ 熱切断用のアセチレンガスの消費は 逆火、漏 洩、爆発等 による災 害を防止す る措置
を講ず る。
熱切断用の天然 ガスの消 費は漏洩、 爆発等に よ る災害を 防止する措 置を講ず る。 ・
・ 酸素 の消費は バルブ及び 消費に使用 する器具 の石油類、 油脂類そ の他可燃性 のもの
記 載 例 解 説
・ 可 燃 性ガス又 は酸素の消費設備を修 理するときは、危険 を防止す る措置を講 ずる。
・ 修 理が終 了したときは当該消費設備が正 常に作動 することを 確認した後 でなければ
消費し な い。
・ 高 圧ガス の消費は 使用開始時及び使用終了時 に異常の有 無を点検 する他、1 日 に1 回 以 上 作 動 状 況について 点検 し、異 常のある時 は当該設備 の補 修その 他の 危険 を防止 す る措置 を講ずる 。
○ 溶断 に使 用される アセチレン 等の 可燃性 ガス や酸素 については 高圧 ガス保安法一般高圧ガ ス
保安規則第60条の 「その他消費に係る 技術上基準」が適用 される。
○ 特に 高圧 ガス の事 故に お い て はア セ チ レ ンの 逆火による 事故が 発生 することが 多く 、逆 火 防 止 装 置の装着は 重要で あ る。
○ タクシーの解体 など、LPGボンベを 扱う場合 においても 、上記と 同様の取扱 が必要。
労働安全衛生法への対 応 (3) 労働安全衛生法への 対応
(3)
アセチレン溶接装置等を使用し て溶断す る場合 ○ 労働安全衛生法第1 4 条(施行令第6 条第2項 )にアセチレン溶接装置を用い た溶断作業に
は 作業主任者 を選任すべき旨が規 定されている。 作業主任者:○ ○ ○ ○
○ 高圧ガス保安法と同 様に逆火防止のため、 安全装置 の設置が義務化されている。
記 載 例 解 説
本欄は、あくまで一つの記 載例であるので、各自の方 法に沿って記載すること
緊急通報体制 (4) 緊急通報体制
(4)
火災等 の事 故の 発 生 時に 備え 、連絡先を 記載 した 連絡通報体制図 を作 業 所 及び事務所 の
見やすい場所 に掲げる。 ○ 事 業 所の 危 険 物や 高圧 ガス を使 用す る場 所や 事 務 所の 見やすい場 所に 掲げ 、従業員 に周 知
ま た、警察 、消防、労働基準監督署等に連 絡する。 徹 底することが必要である。
○ 出来れば、 関係機関 と調整し、 通報訓練を 実施することが望ましい。
緊急連絡体制図 (例)
(電話番号 を記載 する)
(5) 従業員への 周知・教育 ・訓練
① 危険物 の取扱、高圧ガスの 取扱等について従業員全員が 理解・実践 できるよう 年○ ○ 回、 (5) 従業員への 周知・教 育・訓練
周知 ・教育を 実施する。 ○ 火災予防上 の措置については、 事業所ご と に従業員 に周知徹底 させることが必要である。
緊急時における措置について年1 回(9月 )訓練を行 う。
○ 緊急時の対応訓練をできれば年 1 回程度実施 することが望ましい 。
② 周 知・教育項目
○ ガソリン 、軽油等危険物に関す る基礎知識と取扱い
○ アセチレン、酸素等高圧ガスに 関する基礎知識と取 扱い
○ 危険物施設、高圧ガ ス施設の運 転・操作方法
○ 消火器等消火設備の 取扱方法
○ 緊急時( 火災時)の 対応方法
第一発見者
作 業 責 任 名
(自 宅 TEL) ○ ○ − ○ ○ ○ ○
(携 帯 ) ○ ○ − ○ ○ ○ ○
事業所責任者名
( 自 宅 TEL) ○ ○ −○ ○ ○ ○